- 定時で帰りたい人
- 優秀な人ほど定時で帰る理由を知りたい人
- 怒られずに定時で帰る方法を知りたい人
「定時で帰って何が悪い!」「今の時代は定時で帰るのが優秀だ!」という人が増えてきています。
もちろん私も同じ考えで、身を削ってまで残業するのは悪しき日本の風習とまで思っています。
とはいえ、
- そもそも定時で帰る事がなんで悪い事だったのか?
- 最近ではなぜ優秀な人ほど定時で帰るようになったのか?
と思っている人が多いと思います。
そこで当記事では、「定時で帰るのが何が悪い」にちなんで定時退社についてのお悩みを元管理職の観点から解決していきます。
- 定時で帰るのが何が悪いのか?
- 優秀な人ほど定時で帰る理由と特徴
- 定時退社が悪でない理由
- 定時で帰っても怒られないようにする方法
- 帰っても罪悪感を感じないようにする方法
- 定時で帰るメリットとデメリット
を紹介していきます。
この記事をお読みになれば、躊躇することなく定時で帰る事ができるのでプライベートがいつもより充実していきますよ!
早速タイトルの結論ですが、定時で帰っても何も悪くありません。と言うより、とってもいい事です!
定時で帰る事が何が悪いのか?
定時で帰る事が悪いと言われる理由を紹介します。
- 先輩や上司が残業しているから
- 定時で帰ると周りの負担になるから
- 定時退社できるけど周りが残業していて気まずい為
- 会社の風習や雰囲気が残業するのが当たり前になっている為
それぞれ解説していきます。
先輩や上司が残業しているから
先輩や上司が残業をしていると先に帰る事に抵抗を感じる人が多くいます。
そして徐々に定時に帰る事が少なくなり、いつの間にか定時で帰るのが悪という流れが出来てしまうんです。
先輩や上司が進んで定時に帰らなくては、いつまで経っても定時退社がしづらい環境のままです。
定時で帰ると周りの負担になるから
チームワークでする仕事の話ですが、チームの中から定時で帰ると他の人の負担が増えます。
なので、他の人への礼儀としてあえて残業していく風潮があるんです。
しかし、明日でもいいような仕事を無理して残業していく必要は無いので、その場合は定時で帰る事をお勧めします。
当然、周りの人から白い目で見られる可能性があるので、協調性をどうしても崩したく無い人は旨く定時で帰る理由を作るようにしましょう。
定時退社できるけど周りが残業していて気まずい為
自分の仕事が片付いたから定時で帰ろうとしても、他の仕事に回される事がよくあります。
しかし強引に帰ろうとしても、「あいつの仕事は楽でいいよな~」みたいな簡単な仕事だという印象を与え同僚から無視される恐れがあります。
なので、上手く理由を考えてかわすか、素直に自分の意志に従って帰るか決めましょう!
会社の風習や雰囲気が残業するのが当たり前になっている為【一番の原因】
一番の悪の根源です。
会社の風習や雰囲気が原因で残業を美化している会社が圧倒的に多いです。
要は古い昭和世代の考え方ですね。(昭和世代のすべてを否定する気はありません。私も昭和世代です。)
会社の風習や雰囲気が原因だと、定時で帰るのは結構厳しく自分の考えを貫いて行く強い心が必要です。
- 自分の仕事が終わったのだから定時で帰って何が悪い!
- 今時、残業を美化するのは時代遅れだ!
- 周りにどう思われようと知った事か!
- 定時で帰る事にムカつくんだったら辞めてやる!
といった強い意志が必要です。
優秀な人ほど定時で帰る理由と特徴
優秀な人ほど定時で帰る理由と特徴を紹介していきます。
- 仕事の効率化を重視し、また時間管理が徹底している
- ダラダラと仕事をせず何を優先して仕事をするのか徹底している
- 周りの人の仕事が終わってなくても、よっぽどの事が無い限り手伝わない
- 自分の仕事が終わったら定時に帰る事を上司にすでに伝えている
優秀な人は自分の仕事をどうすれば時間内で終わるのか常に考えています。
なので時間管理がとっても正確で、物事の優先順位をつけて効率よく仕事をしていってるんです。
もちろん、周りの人の仕事が終わらなくても気にせず定時で帰ります。
非情な感じにとらえてしまいますが、優秀な人は今やるべき事を把握できています。
なので、たとえ他の人の仕事が終わらなくても「今やるべきことではない」と判断したら、手伝わずに帰りを優先してしまいます。
やるべき仕事が終わってなかったら定時で帰るのはNG
あくまでも定時で帰るのは当日やるべき仕事がしっかりと終わっていることが前提です。
よく勘違いするのが、「まだ仕事が残っているけど今の時代は定時退社が当たり前だから帰ろうっと!」といった無責任な行動です。
仕事ができない人ほど、楽な方として考えてしまいます。
定時で帰るには今日中に終わらせる事に優先順位を付けてスケジュールをしっかり立て、定時退社を目標にして行きましょう。
絶対に中途半端で定時に帰るのは避けましょう。
次の日がメチャクチャ大変になります。
定時退社が悪ではない理由
昔は定時退社は悪で「定時で帰る人=仕事ができない人」と言われていましたが、今の時代は定時退社が悪ではなく正義と言われています。
その理由は、「働き方改革」によってこれまでの働き方が大きく見直されてきたからです。
長時間労働や有給休暇の取得困難などプライベートにマイナスな影響を与えるような事が無くなるように国が動き、ブラック企業でも影響を与えるぐらい話題になった出来事です。
そして、インターネットやSNSの普及により個人でも稼ぐ環境が整い会社に依存しなくてもいいような流れになり、進んで定時で帰る人も多くなってきました。
今の時代は残業が悪となっていて、定時で帰るのが当たり前という流れになってきています。
→厚生労働省の働き方改革についてはこちら(外部サイトに飛びます)
定時で帰っても怒られないようにするには?
やはり上司や同僚にあなたの意見をしっかりと伝える事です。
「仕事が終わったら定時で帰ります。」と一言でも良いので必ず伝えます。
また、「手伝って欲しい場合は事前に言って下さい。」といった事を伝え予防線も張っておきましょう。
一番やってはいけないのが無断で定時で帰る事です。
高確率で怒られたり注意されたりするので、協調性を欠かせたくなかったらしっかりと意見を伝えましょう!
定時で帰っても罪悪感を感じないようにするには?
空気も読まずに定時に帰ることができても、やはり心の奥では罪悪感を抱いてしまう人もいます。
その場合の対処法は、「開き直る」事です。
「私は周りの人とは違う!仕事よりもプライベート重視だ!」ってな感じです。
「仕事よりもプライべートが重視」と思うようになれば自然と仕事での人付き合いがどうでも良くなり、罪悪感を抱くことも無くなります。
この方法はとってもオススメで、私自身も罪悪感がなくなり平気で定時退社するようになりました。
定時で帰るメリットとデメリット
メリット
それでは定時で帰るメリットを紹介します。
- プライベートが充実する
- 副業や趣味に没頭する時間が増える
- 家族と一緒にいられる時間が増える
- 仕事の能率がアップし優秀な人になれる
- 残業代がでないので会社に貢献している形になる
やはりプライベートが充実するのが大きいですね。
残業しなければその分「自分の時間」や「家族との時間」が増えるので、ストレスが軽減されます。
また、定時退社を目標として作業をこなしていくので、自然と能率がアップしてできる優秀な人材へと成長します。
デメリット
定時で帰る事によるデメリットは以下の通りです。
- 残業代が出ない
- 仕事場の空気が悪くなる可能性がある
- 退職したくなる
残業代を目当てにしている人はいます。
なので残業代が欲しい人は定時で帰る事には向いていませんね。
また、やる気があっても仕事場の空気を悪くしたりすると、いつの間にか仲間外れに会う可能性があります。
もっと最悪なのが、一気にモチベーションが下がり退職を考えてしまう可能性があることです。
なので、定時で帰る事があまり浸透していない会社では、それなりの強い心を持つ必要があります。
定時で帰る事が何が悪い?【まとめ】
定時で帰る事が何で悪いのか?それは、
- 先輩や上司が残業しているから
- 定時で帰ると周りの負担になるから
- 定時退社できるけど状況でも周りが残業していて気まずいから
- 会社の風習や雰囲気が残業するのが当たり前になっているから
です。
しかし定時で帰る優秀な人の特徴は、仕事を時間内で終わらせる時間管理がとっても正確で、さらに作業の優先順位を付けるのも上手な事です。
そして自分の仕事が終わったら定時で帰る事をあらかじめ上司や同僚に伝えているのも特徴です。
定時で帰る事は何も悪くはありません。
それどころか、令和の今の時代は定時で帰る事を国や進んでいる企業は推奨しています。
なので周りの目を気にせず、意志をしっかりと持ち定時で帰る事を毎日目標としましょう!